【お財布術】「アンテナショップ」編 10分で味わえる全国旅行(産経新聞)

 ゴールデンウイークも終わり、仕事や勉強に追われる日々が戻ってきた。中には「旅行したかったのに行けなかった」という人もいるに違いない。せめて旅行気分だけでも堪能したい人におすすめなのが、都道府県のアンテナショップめぐりだ。わずか数分で全国旅行した気分が味わえるお得な“旅”。ただ、ますます本物の旅行に行きたくなる可能性もあるが…。(道丸摩耶)

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 ◆大人気の北海道

 JR有楽町駅(東京都千代田区)近くの「東京交通会館」。平日にもかかわらず、大勢の買い物客でにぎわっていたのが、北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」だ。まもなく開館11年目を迎え、アンテナショップの中でも特に人気が高い。

 「夕方5時前後が一番込みますね。年間来館者は約240万人。昨年度の売り上げは約9億7000万円でした」と青木義雄店長。

 チョコレートやジンギスカン、海産物など北の幸の定番に加え、週替わりの催事コーナーも人気だ。売り上げが良ければ販売期間が延長されるテスト販売制度もあり、激しい競争に勝ち残った逸品が並ぶ。

 同会館には他にも和歌山県や秋田県、富山県などのアンテナショップが入居。周辺の銀座地域には「銀座わしたショップ」(沖縄県)▽「銀座熊本館」(熊本県)▽「いわて銀河プラザ」(岩手県)−などがあり、わずか10分ほどの移動距離で、北海道から沖縄まで“旅行”できる。

 横浜市の主婦(62)は「秋田や富山は行ったことがないので新鮮でした。北海道には旅行したことがあり、友人におみやげを買って帰る気分で選びました」と、両手いっぱいに土産物を買い込んでいた。

 ◆1カ所で済ませる?

 旅行の醍醐(だいご)味といえば、その土地ならではのグルメだ。JR新橋駅(港区)近くの「香川・愛媛せとうち旬彩館」は1階が特産品売り場、2階がレストランになっていて、讃岐うどんや鯛めしなどの「せとうち郷土料理」が味わえる。

 「平日昼は周辺のサラリーマンが多く訪れます。休日はアンテナショップめぐりの中高年のお客さまが多いです」と担当者。「どさんこプラザ」でも、これからの時期はソフトクリームのテークアウトが人気。ご当地グルメを堪能して、おみやげを買えば、気分はすっかり“旅人”だ。

 さらに、もっと簡単に全国行脚をしたい人におすすめなのが、全国の特産品を集めた全国版アンテナショップ。今年1月にオープンした「銀座めざマルシェ」(中央区)は、フジテレビ系情報番組「めざましテレビ」がプロデュースする全国版アンテナショップだ。

 「東京で知られていない地方の名産品を置くようにしています」と岡田暢行総支配人。その一つが高知県の「ぼうしパン」(157円)。番組で紹介されて人気に火が付き、4月の人気ランキング1位に輝いた。

 全国の銘酒を集めた11階の「めざマル酒」では、気になった酒を試飲(有料)でき、購入のほか併設の酒場で飲むこともできる。お気に入りの銘酒を見つけたら、次は醸造元を訪ねて…。やはり本物の旅行をしたくなってきた。

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